JAのバイクローンを利用して50歳過ぎて手にしたバイク、ヤマハ・セロー250。
若かりし日も、一時期は代車としてセロー225に乗ったことはあるので、その乗りやすさは体感しているつもりです。
セローはオフロードと言えばオフロードなんですが、一般のオフロードとは違って「マウンテン・トレール」車なんです。
何が違うかというと、林道や山道、または道なき道を走破するのに優れたモデルだという事。
「二輪」と「二足」を使って走破するというのが、セローの基本コンセプトなので、シートの高さが低いので足つきがいい。
あと、山道でもUターンしやすいようにハンドルの切れ角も大きいし、エンジンも低回転・高トルクなので、非常に取り扱いが楽だという事です。
買おうと思えば新車も変えたのですが、あえて中古車を購入したのには訳があります。
■ヤマハ・セロー250、新車より中古車を買うメリット。
バイクを買うなら新車に超したことは無いのですが、中古車にも新車にはないメリットがあります。
私が中古車をあえて買った理由は、比較的新しい年式のモデルで走行距離も浅く(1,500㎞くらいでした)、ワンオーナーだったというう事と、前のオーナーだった方が、オプションパーツを付けてくれていた事です。
新車ならパーツを購入して一からカスタマイズしていかなければならないですが、付けたいパーツが最初から付いていたのが魅力でした。
スマホをカーナビ代わりにするUSB電源コネクター、色々とアクセサリーを取り付けれるハンドル・バー、荷物を積めるリヤ・キャリアと風やブッシュを遮るナックルガードが最初から付いてました。
ありがたい事です。
■ヤマハ・セロー250、中古車を買うデメリット。
今回、中古で購入したヤマハ・セロー250ですが、排ガス規制強化により2017年にヤマハが生産終了したモデルとなり、2018年に規制に対応して性能アップされた新型が発売されました。
外観はあまり変わらないので、特に旧車として意識するほどではありません。
スペア・キーも付いていたので申し分ないバイクです。
あえてデメリットとして上げるなら、フロントフェンダーとナックルガードに少しキズがありました。
前のオーナーが、林道でコケた時のキズだとの事ですが、オフロードタイプなので、そんなに気にはなりません。自分もいつかコケるだろうし・・・。
あと、取扱説明書は付いていないと店員さんに言われました。
メンテナンスする上で取扱説明書は欲しかったですが、今はネットからダウンロードできるので、いいかと思いました。
外でも見れるようにAmazon Fire HD タブレットにダウンロードしました。
■セロー250に関しての疑問?車載工具はどこにあるの?
セロー250をバイクショップから家に乗って帰ってから疑問が浮かんできたのですが、そう言えば車載工具はちゃんと付いているのだろうか?
取扱説明書が無かったという事は、もしかしたら一緒に紛失しているのでは・・・
昔のオフロード車だと、リアのフェンダー部分に車載工具や取説・保険関係の書類を収納しておく収納ケースが付いてたんですが、セローもそうですが、最近のバイクにはそんな気の利いたケースは付いてないような気がします。
オンロードモデルだと、シート下に収納スペースがあったりしますが、意外と無駄なスペースがないセロー250は、いったいどこに車載工具を収納するスペースがあるのか?
ダウンロードした取扱説明書を読むと疑問が解けました。
セロー250の収納スペースはここにありました。
D型の輪っかの付いたビスを手で回して取ります。
カバーの上部の固定ピンを引っ張ってカバーはずして、思いっきり引き抜くと車載工具の収納スペースがあり、そこに車載工具もありました。
車載工具収納スペース
水冷のエンジンだとラジエーターがあるので無理ですが、空冷エンジンのセローならこの場所を収納として生かせます。考えた人、天才!
反対側には書類を収納するスペースがあります。
コインかプラスドライバーで回せるボルトをゆるめて、カバーを同じ要領で引っ張り抜いて使います。
■セロー250のメンテは車載工具だけでじゅうぶんか?
セロー250に付属している車載工具です。
必要最小限ものです。
今後、メンテナンスをしていく上で、どうしても必要ならツールを足していこうかと思いますが、昔から車載工具だけで、オイル交換やチェーンの張りの調整もやってきてますし、最小限のメンテならこれだけでじゅうぶんかな。
自分では手に負えないメンテや修理はバイク屋さんに頼むのが一番という考えなので、いいバイク屋さんとの人脈作りを大事にしていこうと思います。