女優の米倉 涼子さんに所属事務所は送迎用にトヨタの高級ミニバン「アルファード」の最上級モデル「ロイヤルラウンジSP」を用意したそうな。
その価格1,500万円以上。
まさにVIP待遇。
値段もVIPですが、その装備もさすがにVIPです。
「アルファード・ロイヤルラウンジSP」は、通常8人乗りのアルファードのシートが運転手と助手席以外の後ろに2シートしかついていないので、かなり余裕で快適な空間を確保しています。
そのシートはリラクゼーションシステムが付いたマッサージチェアになっており、パワーリクライニング機能で横倒しにすれば、完全にベッドになって寝ることもできます。
運転席側とはパーテーション機能で仕切れて、冷蔵庫も完備なので、まさにラウンジの様にくつろげます。
しかし、なんで事務所は売れてる女優とは言え、他の所属タレントを差し置き、彼女にそこまでの特別待遇するのか?
米倉 涼子さんが女優として注目されるようになったのは、松本清張の長編小説のドラマ化「黒革の手帳」の主演になったくらいからでしょうか。
かなりの数のドラマに主演として出演してきた彼女が一番長くやっている当たり役が2012年から始まってシリーズ化しているテレビ朝日のドラマ、「ドクターX~外科医・大門未知子~」の天才外科医、「私、失敗しないので。」が決めセリフの大門未知子 役でしょう。
一説によると米倉 涼子さんの「ドクターX」の出演のギャラは1話500万円だとか。しかし、「ドクターX」の新シリーズの初回視聴率は20.9%と高視聴率を記録しており、彼女のギャラは1話1,000万円でもおかしくないとまで言われています。
事務所としても、ドラマだけではなく、舞台や他の番組にも出演してバリバリ仕事をこなしてくれる米倉 涼子さんへの期待は高いので、「アルファード・ロイヤルラウンジSP」くらいの出費は惜しくないのでしょう。
これは、女優:米倉 涼子だから許されることなのでしょうか?
今、ジェームズ・スキナー氏の著書「寝ながら稼ぐ」を読み始めているのですが、まだホントに最初の数十ページしか読んでないのですが、その中で“公式な関係になるほど、酬いが大きい!”という一節があります。
ナンバーワンにならず、オンリーワンになる。希少価値を上げて貴重な存在になると言う事。
なにも難しい仕事をこなせるようになる以外にも、嫌な仕事を進んで請け負ったり、クレームの対応を率先して引き受けたりすることだけでも、会社の中でも、あの人がいなければ、彼に頼もうと評価は変わってきます。
「アルファード・ロイヤルラウンジSP」とまではいかなくとも、なんらかの優遇やねぎらいはあるもんです。
女優の米倉 涼子さんに絡めた、本を読んでのちょっとした気づきでした。