Sさんは第六形態

これはちょっとスゴイ、ちょっとイイナァと思ったことを書いていきます。

鉄血のオルフェンズの感想。何がいいんだか・・・ロスになってます。

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ここのところ毎週見ていた機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズが終わってロスになってます。


「任侠ガンダムと異名のあるこの作品ですが、ファースト・ガンダム以降の作品としては、最初から最後まで初めてダレることなく最後まで楽しんで見れた“ガンダムでした。

 

 

50歳過ぎたおっさんが言うのもなんですが、ZガンダムVガンダムガンダムSEED∀ガンダムガンダム00と色んなガンダム作品全て見てきたわけではありませんが、途中で話についていけなくなったり、シラケムードになって、最終話まで見ることがなく途中で見なくなったのばかりです。


ファースト・ガンダムですら、TV放映された最初は視聴率は悪かったそうで、確かに当時、最初に放映された第1話は見た覚えはあるんですが、全話通して見たのは再放送された時でした。


そっから火が付いてガンプラブームにまでなったんですね。もう35年くらい前の話でしょうか。あの頃のガンプラは品薄でなかなか手に入らなかった。


なんか「ガルダン」とかぜんぜんガンダムじゃねえだろうみたいな類似品とも言えないような類似品も出ていて、おもちゃ屋のおやじもたぶん間違えて仕入れたのか、「ガルダン」もいっしょに買わないと本物のガンプラを売ってくれなかった・・・。


という悲しい思い出が甦ってきました。


最近またガンプラを作りだしたのも1/144RGガンダムが発売されてからというのもありますが、鉄血のオルフェンズを見だしてから、この作品に出てくる腰の細いモビルスーツを作りたくて止まらなくなりました。


気が付けば、15体・・・。全て素組。

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鉄血のオルフェンズ」は終わったけど、まだ作ってないモビルスーツあるので、まだ増えるでしょう。

 


何がそんなに「鉄血のオルフェンズ」が良かったのか?


あまりセリフはしゃべらず、敵対する相手に対しては徹底的に容赦がないクール過ぎて異端な性格の主人公の三日月・オーガスには賛否両論ありましたが、正義感ある主人公じゃない所が意外性があり、魅力があります。

 

もう一人の主人公オルガ・イツカも筋を通し、組織を引っ張るリーダーとして、常に仲間のことを考えてた。時に三日月のプレッシャーを感じながらの行動に出る時もありましたが、基本は苦悩し理想を追い求め、団員に早くいい思いをさせてやりたいという思いがマクギリスと手を組むことになり、それが最後に鉄華団を敗北させてしまった。


彼は凶弾に倒れましたが、鉄華団が全滅せずに生き残ったメンバーがいるという事は敗北じゃなかったんだと思います。


最後は敵方が勝利することによって、世界の秩序が取り戻されていくのは皮肉でやるせない気持ちになりました。


まあ、あの状況で主人公側が一発逆転というのも現実味がないでしょうから、あの終わり方でよかったんだと思います。


キャラクターやストーリーもさることながら、私としてはガンダムと言えばモビルスーツです。


主人公機、その他もガンダムでありながら悪魔の名を持つ機体。


300年前に作られたモビルスーツでありながら、動力源のエイハブ・リアクターを2基搭載し、最新鋭機を寄せ付けない圧倒的なパワーを持つガンダム・フレーム


ギャラルホルンや敵側から見ると鉄華団バルバトスグシオンはまさに悪魔でしょう。そんな設定がシビれます。


また、ナノラミネート・アーマーにより、ビーム兵器が無力化するという設定により、実体弾・打撃・切断によらなければモビルスーツを倒せないというところが、戦闘シーンを変えました。


モビルスーツの武器が、中世ヨーロッパの騎士が使っていた武器のようにメイスンはじめ、アックスハンマーソードといったものでの殴り合いですから、破壊されるモビルスーツもさることながら、パイロットも流血や圧死するという・・・子どもも見る番組でちょっとムゴイシーンもありましたが、逆に人が操縦しているであろうモビルスーツがビーム兵器で簡単に撃ち落とされるというのも軽すぎます。


ガンダムとしては売りであるはずの戦闘シーンですが、鉄血のオルフェンズは1期・2期ともにモビルスーツの戦闘シーンは少なかった気はしますが、そこが見る年代によってはつまらなさを感じさせてしまうのかもしれません。


でも、アラフィフのガンダム・ファンとしてはそこも受け入れて、毎週楽しみで最後まで見れるガンダムでした。

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