Sさんは第六形態

これはちょっとスゴイ、ちょっとイイナァと思ったことを書いていきます。

48歳営業職から転職して寿司屋なる。こんな方法あったんですね。

スポンサーリンク

土日に休みの取れない業界の職業に身を置く者として、密かな楽しみが平日の休みの日にフジテレビ「とくダネ!」の後の関西テレビ「よ~いドン!」を見ることです。

 

www.ktv.jp


毎週月~金曜日の午前9:50~始まる関西のローカル番組で、関西の色々な街や変わった人(?)をリポートしてくれる「となりの人間国宝さん」という番組のコーナーを見るのが特に楽しみです。


地元や自分の知ってる街が紹介されるとテンション上がります。


3月29日(水)の今日の「となりの人間国宝さん」のリポートは大阪市旭区千林大宮でした。


駅で言うと京阪電車千林駅になります。大阪でも天神橋筋商店街に次いで千林商店街も有名です。


リポーターは元フィギュアスケーターで現タレントの織田信成さんだったんですが、気になったのが、店の前の呼び込み看板にマグロケーノ(こんな名前だったと思います)なるメニューを出しているお寿司屋さん「末広寿司」さんです。


このお寿司屋さんの店構え自体は普通の下町のお寿司屋さんといった感じで長年地元に親しまれたお店という感じなのですが、マグロケーノなるカタカナメニューは似つかわしくないような・・・マグロケーノに関しては後述します。


私が気になったのはマグロケーノもさることながら、店長さん(うーん名前を忘れてしまった)の経歴です。


「末広寿司」の2代目だという店長さん現在48歳だったと思うのですが、つい1年くらい前までは東京で営業の仕事をしていたそうです。


言わば飲食とは全く違う仕事をしていたのに、しかも48歳というと普通はもうつぶしが効きませんが、いきなり自分で寿司をにぎる寿司屋の店長になれたのには、ある秘密があるようで、その秘密とは「飲食人大学」なんです。

 

insyokujin.ac

 


元々営業だった店長さんが寿司職人になろうと思ったきっかけが、「飲食人大学」の存在を知ったからなんだとか。


飲食人大学は入学してから3か月で寿司職人になるノウハウを身に付けるカリキュラムが組まれているそうです。


普通、寿司職人になろうとすると調理師専門学校に入っても1・2年くらいはかかるだろうし、お店から修行するとそれこそ一人前の職人になるのには10年以上かかるでしょうから、年齢が40過ぎてなろうとか、なれるとはとても思えません。


そう言えば、以前放送された「よ~いドン!」でも飲食人大学がやってるお店が出ていたのを思い出しました。(ミュシュランガイドにも載ってるお店です!)


実践を通じて短期間で寿司職人としての技術や接客を身に付けて行けるんですね。

 

 

ただ、短期間で技術を身に付けるのはわかるとして、お店の店長として自分のお店をいきなり持てたりするものなんでしょうか?


そこも飲食人大学のネットワークによって、高齢化で引退したいが後を継ぐ者がいない店主さんのお店を引き継いで卒業生が営業させてもらえるように斡旋してもらったとのことです。


会社に縛られずに、いつか独立したい、自分のお店を持ちたいと考えるなら、こういう道もあるのかと、我がことに置き換えて番組を拝見させていただきました。


さて、前記しましたマグロケーノなるメニューですが、マグロの刺身を円筒状に組んだ上に半熟ゆで卵が載っています。(円筒状の中はおそらくシャリが入っていると思います。)


名前の由来は、映画の「ボルケーノ」という火山が噴火するパニック映画からとったそうで、食べる時に半熟ゆで卵をつぶして食べるんですが、半熟の黄身が火山の溶岩のように流れるさまからのネーミングなんだそうです!


ネーミングセンス抜群ですね!
(ただ、円 広志曰く、食べにくいとのコメントでした)


末広寿司の2代目店長さんもお店を軌道に乗せるのは、まだこれからのようなので、是非頑張ってほしいです。

 

寿司修行3カ月でミシュランに載った理由

寿司修行3カ月でミシュランに載った理由